________________________________________ Back Number _______________________________________
Back Number 『Kill Bill: Volume 1』
「『Kill Bill: Volume 1』をトリビアする(意味不明)」fromロサンゼルス 2003/10/27
僕は『キル・ビル』にハマって、もう3回も観てしまいました。
そこで、今回は独自に「Kill Billトリビア」をお届けしましょう。
★Uma Thurman演じるザ・ブライドの本名が出る箇所には、わざと電子音が入っていて、本名
が観客には聞こえないようになっている。
★千葉真一はセリフを1箇所トチっているが、タランティーノはアメリカ人監督なので、その
ままOKになっている。
★ソニー千葉が演じる服部半蔵は、テレビ「影の軍団」と同じ役である。
★服部半蔵がザ・ブライドに言うセリフは、テレビ版「柳生一族の陰謀」と同じセリフである。
★服部半蔵のギャグは、アメリカ人にはかなりウケていた。
★ザ・ブライドは、なぜか飛行機内に刀を平然と持ち込んでいる。
★ザ・ブライドは、実は熱燗が好きである。
★悪いヤツラをバッタバッタと切りまくるザ・ブライドのアクションシーンにアメリカ人は拍
手喝采で大喜びした。
★日本ロケの現像は五反田にあるイマジカが担当している。い〜まじか?なんちゃって。
★男ばかりの服部半蔵の店の屋根裏には、なぜか女性の下着が干してある。
★映画が終わってもアメリカ人観客の半分位は、帰らないで「恨み節」がきちんと終わるまで、
梶芽衣子の歌に聞き入っていた。
★栗山千明が怪演したゴーゴー・夕張の名前の由来は、アニメ「マッハGO!GO!GO!」と「夕張
ファンタスティック映画祭」である。
★表情を滅多に崩さない武闘派ボディ・ガードのゴーゴー・夕張だが、下ネタを聞くと思わず
頬の筋肉がおもいっきし緩んで、ニコニコ♪
★オーレン・イシイのネーミングは、石井聡互、石井隆、石井輝男へのオマージュである。
★刀の持ち方は、勝新版「座頭市」の影響である。
★The 5.6.7.8'sの出演のキッカケは、タランティーノが偶然、
恵比寿の雑貨屋の店内のBGMで耳にしたからである。
★アジア版と欧米版は編集やシーンが違う。
★アメリカでは、オーレン・イシイが「That's fuck'in time!!」と叫ぶと映画館の場内から
拍手が沸き起こる。
★サンフランシスコでは、IMAXシアターでKill Billが上映され、満席になる程の人気。
(なべじゅん@ロサンゼルス)
『キル・ビル』スペシャルレポート第二弾 2003/11/28
蛇足ではあるが、日本とアメリカの映画館では、観客の文化的背景のの違いから、ウケる箇所
も違う。それをチョコッとだけ、ご紹介しておこう。
アメリカ人にウケていたシーンは、
○ザ・ブライドが、バック医師のサングラスを掛けるシーン。
○寿司屋でのギャグ。千葉真一の演技&セリフが、かなりウケていた。
○ゴーゴー夕張(栗山千秋)がザ・ブライドと対決する直前、「フフフフ、お願い事のつもり?
」と声高に笑うが、ここでなぜか場内ではグフグフ♪と喜んでいる観客が多かった。
○田中の親分が不満をあらわにした際、興奮した別の親分がサッ扇子をと取り出し、パタパタ
と扇ぎ始めると、場内から「あははは」と笑いが漏れていた。
○オーレン・イシイが「That's fucking time!!」と叫ぶと、場内から拍手が起こった。
○ザ・ブライドが最初にヤクザを滅多切りにした時、場内からヤンヤヤンヤと拍手が起こった。
○オーレン・イシイが親分達の前で話す英語を、ソフィア(ジュリー・ドレフュス)が日本語
に同時通訳するシーンがある。ソフィアが日本語で「このファック野郎と同じようにね」と言
うと、なぜか観客が爆笑していた。
サンフランシコを訪問時、ユニオン・スクエア近くのアイマックス・シアターで、35mm上映さ
れた「キルビル」(ほぼ満席)を観た。その際、観客の半数位が映画が終わっても帰らず、エ
ンディング・テーマの梶芽衣子が唄う「怨み節」を最後まで聞き入っていたのが、非常に印象
的であった。
…等だが、日本では如何であろうか?
ちなみに、この「キル・ビル」は、日本版とアメリカ版は編集がやや異なるそうだ。筆者はア
メリカ版しか鑑賞していないので、日本版も是非鑑賞し、両社を比較してみたいとは思ってい
るが、果たしてチャンスはあるかな?日本版のビデオの発売が待ち遠しい今日この頃である。
(鍋 潤太郎)
「Kill Bill: Volume 1」トリビア情報 その2 byなべじゅん@ロサンゼルス 2003/12/4
★ザ・ブライドがCrazy 88のメンバー達に2階からスピーチ(?)する場面で、そのうちの1人は
タランティーノ監督(マスク着用)。
★Deadly Viper Assassination Squad の中に1人いる男はBillの弟。
★Deadly Viper Assassination Squad のメンバーの名前は全て蛇の種類の名前。
(Sidewinder, Black Mamba, Cottonmouth,Copperhead, and California Mountain
(King)snake)
★もともとBillの役はWarren Beattyにオファーされ、その後はKevin Costnerにもオファ
ーされていた。
★ブライドがバイクでくぐっていくお台場前のトンネルは、実はLAダウンタウンのセカンド・
ストリートのトンネル。そのまま進むと、リトルトーキョーに差し掛かり、右側にはミソラ
ーメンが美味しい「幸楽」がある。
★Kill Bill Vol.1のスクリプトはタランティーノからユマ・サーマンの30才の誕生日プレ
ゼント。
★日本ではなぜか「ユマ・サーマン」と表記されているが、英語の発音では「ウマ」が正しい。
★ユマ・サーマンは、小道具の刀を記念に持ち帰って自宅に大事に保管している。その位、3
ケ月に及ぶ撮影間のトレーニングは大変だったらしい。
★栗山千秋は、ユマとルーシーと一緒にトレーニングを受けたが、「ゴーゴー・ボール」と呼
ばれる彼女の武器が出来上がるのが遅かったので、武器が上がってくるまでは、他の2人と
一緒に日本刀の稽古をしていた。
★「ゴーゴー・ボール」には軽いのと、重いのがあり、シーンによって使い分けた。
★青葉屋のシーンでは、撮影用の血糊が450ガロン以上も用意された。この血糊は「アメリカ
ン」「ジャパニーズ」という種類があり、それぞれ粘度等が異なり、レシピも異なるそうだ。
★この作品では、膨大な量のフィルムを回し、更にその全部をデジタル・スキャンして、デジ
タル・カラーコレクションされた。
★このフィルム代と現像費を節約する為、監督と撮影監督はある手法を取り入れた。撮影は35
mmの3P(普通は4P)で撮影。これにより、フィルムと現像代が75%で済んだ。
★3Pでスキャンされ、ワイドスクリーンなので、そのままのサイズでカラコレされ、最終的
に35mm4Pへとレコーディングされた。