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「Kill Bill Vol.1」日米DVDの違い 2004/5/6
先々週の日本滞在中、ちょうど発売中の「Kill Bill Vol.1」の日本版DVDを購入しました。
「Kill Bill Vol.1」は日本版と米国版に違いがあると、聞いていたのですが、遅ればせなが
ら、やっとDVDによって確認する事が出来ました。
Vol.1の公開後、昨年の秋から冬にかけて、ハリウッドでは賞レースを意識したギルド向け試
写がありましたが、その時僕は、Miramaxに「Japansese VersionはLAで観られないのか」と
FAXを送ったリしたのですが、結局、米国版しか観ることができませんでしたし。
ま、そんな訳で、LAに戻って、この日本で買ったDVDをビール片手にウヒャウヒャ言いなが
ら(危ない人みたいですね)鑑賞したのですが、いろいろな部分に違いがありました。
気がついた範囲で、日米バージョンの違いをここでご紹介しておきましょう。
★映画冒頭のスーパー
・日本版 「深作欣ニ監督に捧ぐ」
・米国版 「復讐は、冷めてから出すと美味しい料理」(古いクリンゴンの諺より)
※クリンゴンとは、スタートレックのクリンゴン星人の事です。
★Production I.G.による「オーレンの出生」のアニメーション
・だいたい同じだが、部分的に使われているショットが異なる。
・例えば、日本版では、田中組長の腹を刀で刺した後、腹を切り裂くシーンがあるが、米国
版では、そのシーンはなく、腹を刺した後、その後は血が飛び散るシーンだけ。
・また、苦しむ田中組長の顔のアップのシーンは、使われているカットが異なる。米国版は
短いショットを編集で重ね、印象的な効果音を絡めてよりパワフルに描かれている。日本
版では、長めのショットを使う事により、組長が苦しんでいる様子をジワジワとみせてい
る。
★青葉屋でのクレイジー88との対決
・日本版 カラー
・米国版 白黒
・構成はだいたい同じだが、アクション部分に挿入されているインサート・カットが若干異
なる。
・例えば、ザ・ブライドに刀でオシリをペンペンされる高校生は、日本版では殺陣シーンの
最中にも登場しているが、米国版では階段を上がってザ・ブライドを追い詰めるまで登場
しない。
などです。両方を比較した場合、どっちが好きかなぁ、と言うと、テンポの良さでは米国版の
方が好きかもしれません。でも、日本版は日本版で味があって良いですね。
追伸
★ソフィーの右腕
・米国版では、ソフィーは右腕までは斬り落とされません。
・日本版では、ソフィーは青葉屋で左腕、車のトランク内で右腕を斬り落とされますが、米
国版の車のトランクでは脅すのみで、右腕を切り落とすシーンはありません。
・ザ・ブライドがソフィーを、東京病院の前で土手から突き落とすシーンで、日本版におい
ても、土手を転がり落ちるソフィーにはなぜが右腕が残っているのが、おわかりいただけ
ると思います。このショットは、米国版で使用されているOKショットと同じショットが
使われていますが、右腕は残っています。不思議ですねぇ。
総じて、日本版は、米国版よりもバイオレンスが強調してあるようですね。
・公式サイト(米): http://killbill.movies.go.com/
・公式サイト(日): http://www.killbill.jp/ 日本のサイト