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日々のムカツキ


戦慄の映画化 mukatsuki file Vol.24(2004/05/03)New

映画紹介のページを作っている。作品数は限りなく多く、しかし紹介コマ数は限られている。
なので読者層にあわせてある程度作品を吟味するわけだが、Vシネ逃れの義理上映邦画があま
りにも多いのに辟易している。

つまり、1日1回のレイトショーで2週間ぐらいの上映でも、その作品は「Vシネマ」から
「映画」に昇格し、ビデオやDVDの売上に多大な影響を与える。レンタルビデオの現状とい
うのを私はよく知らないが、どうやらビデオ・DVDビジネスというのは、映画を上映するこ
とそのものよりよっぽど“商売”になるとみえる。

それに、映画祭の「外国語映画賞」に参戦するには「映画館での興行」が必須条件になってい
ることが多く、アカデミーでも「1週間以上の興行」となっており、意外とそのハードルは低
いものだ。これにはちょっと驚いたのだが。

そんな現状をふまえて読んでいただければ幸いです。


その「映画」には最初から不快感があった。5月末の公開で6月にはビデオ発売が決まってい
るというから完全な確信犯。

有名な少年犯罪をモチーフに、元暴走族という経歴を持つ監督が不良少年をリアルに捉えたと
いう作品。私は原作そのものに強い違和感と不快感を持っていたのでまあ、ちょっと興味は湧
いた。しかしこの作品、ノンフィクションを原作にしながら映画はフィクションであるという。

だがうたい文句にはしっかりと事件の名前が記され「戦慄の映画化」とある。よく遺族がOK
したなあと、ある意味感心したり(その後、遺族にはなんの断りもなかったことが判明)。

しかも、製作意図として「少年犯罪を社会問題として提起し、少年たちの未来に対して警鐘を
鳴らす」としながら、映倫指定は「R15」。肝心の「少年」たちはは観られない。映倫が決
めたことだから仕方ないとはいわせない。本当に少年たちに観てほしければ、そういう作りに
すればいい。『バトルロワイヤル』とは事情が違うはずだ。

最初から掲載するつもりはなかったが、断るための明確な理由は見つけなければならないだろ
うなと、試写状をバッグに入れていた。

……ら、試写が始まる前に「上映中止」のお知らせがきた。

ネットで誹謗中傷が広まり、上映館にも「圧力」がかかったという。
宣伝の人は続けた。「2ちゃんねるで叩かれましてねえ」。なんだかうれしそうだった。

うわあ、こういうケースはむしろ「上映中止」がウリになっちゃうなあ、ヤだなあと思いなが
ら、2ちゃんの関連スレを読んでみた。

もちろん、私の知る限り「それは憶測(妄想)だよ」というのもあったし、ただの暴言書き込み
もあった。だけど、それを巧妙に煽り続ける一定の人たちのほうがずっと怪しげで、これは映
画化という事実を叩かれているというより、自作自演と叩かれても仕方ないなと感じた。


まあしかし、芋掘り職人たちによる「証拠あげ」には資料では分からないこともいろいろあっ
て、勉強になりましたよ(笑)。映画ってたった5日で作れちゃうんだ。現場で出番の前にシナ
リオもらうっていうのもアリなんだ。

ロケ地に木を植えることから始めた「ロード・オブ・ザ・リング」なんてバカみたいだね。


現在はビデオだかDVDだかの発売中止運動に発展しているようだが、6月の発売が中止にな
ったとしても、何年かして「幻の作品」としてリリースされ、話題になることだろう。上映も
アリかもね、そんな作品て意外と多いから。

結局みんな喉元を過ぎるのを待っている。この映画の製作意図もこんなところにあったのかも
しれない。「少年犯罪いろいろ話題だし」「あれ映画化すっか」「もういんじゃないか?」
(以上、正真正銘の憶測です)。でもまだまだ喉元は過ぎていなかった。そんだけのこと。

それはなぜか。10何年たってもこの事件が喉元を過ぎていかないのは、その内容があまりに
も不可解だからだ。私も未だに理解できないし、消化できないでいる。この映画を観たら理解
できたのだろうか。どうだろう。まったくお腹がすいていないのにご飯を食べるようなもんで、
消化不良を起こしそうな気がするけどな。

だが、肝心の2ちゃんねるが結局、この作品の「宣伝」に最も手を貸しているなと、なんとな
く苦い気持ちになったのは事実。このニュースがさまざまなメディアで大きく報じられている
のを見ると、限りなく鬱な気分になる。



時代の流れ mukatsuki file Vol.23(2004/03/04)

ものっっっっっっっっっっっっすごい、テクノストレスというものを感じている。
疲れる。いやもう疲れた。アイムタイヤド。

もうヤダ画像データ。ふつうの写真にしてくれ。


私の大嫌いな言葉、「時代の流れ」に沿って、このところどんどん増えている「画像データで
の宣伝資料提供」。つまり、映画を紹介するための写真が画像データで来るんですね。
メールチェックでもするかと送受信ボタンを押せば、「受信中」で時計がくるくる回り続ける。
ドコのどいつがこんな重いデータ送ってるんじゃ! と怒り心頭。

血圧がめいっぱい上がったところで添付ファイルを見れば、ウィンドウズのドキュメントファ
イルで開けない。

開けた開けたと喜べば、今度はデータが大きすぎて開くのに何分もかかる。いやマジ横幅2m
もあるデータ送ってきた人がいるんですから。(←実話)

適正データはまあ1000分の1ぐらいの割合。CD−Rが読めないだ、画像の保存形式が違
ってるだ、画像解像度が足りないだ、大きさが適正じゃないだ……とまあ、画像のトラブルで
一日の怒りエネルギーを大半消耗してしまう。

しかも。
適正データは適正データで、重いのが当たり前なもので、開いて絵柄のチェックをするだけの
作業に何十分もかかる。開いたところでヘボな絵柄だと、もう人生投げ出したくなる短気な私。


ついでに言わせてもらえば資料をワードとかエクセルのドキュメントファイルで送るのもやめ
てほしい。

MACが少数派であることは承知してます。でもね、ウチの会社はDTPをなりわいの一部と
しているため、ほとんどのマシンがMACで、しかもワード以下マイクロソフトのアプリケー
ションは外しているんですよ。その細かい理由は企業秘密なので教えない。残念でした。

もちろん、世の中の大多数がウィンドウズ使いで、ワードもエクセルもふつうに普及している
のは知ってる。だけど大多数=全員、ではない。

パソコンは普及した。インターネットも普及した。だけど、仕事で使うならある程度理解して
使ってほしいと思うのは私だけ? 画像データについて説明すると、だいたいの宣伝担当者が
「よくわからないのでとりあえずあるやつ送ります」と言う。宣伝材料はオメエの商売道具で
はないのか? 魚のことをよく分からない魚屋さんや、カメラのことよく知らないカメラマン
いるか?(これは最近はいそうだから怖いが)

わからないなら扱うなと言いたい。激しく言いたい。頭を使え、手を動かせ。

便利なことや時代の流れに甘えてはいけないと思う。でないと人生なんてあっという間。私の
大叔母のように、無駄に健康なまま100歳になろうとして、しかし、あんなに好きだったテ
レビのつけ方も忘れこれはなんの箱だと問う、そんな日がやってくる。そんなとき何をするの
だ? 彼女は日がな一日文句と嘘と悪口ばかり言って、周囲に嫌われながら生きながらえてい
る。だけど、昔の手仕事だけはしっかり身体が覚えていて、雑巾縫ったりしてますよ。

キミらも私もいつの日かインターネットのイの字もきれいさっぱり忘れて、指先だけがキーボ
ードを打つまねごとをしている、そんなときがやってくる。ああ、怖い……。

いやそんな高齢化社会の恐怖を書くつもりじゃなかった(^^ゞ

タバコのことだ。私の愛用している銘柄のタバコがなくなる恐怖におびえている。自販機に日
本たばこからのご挨拶があった。そそそそそそそ、そんなぁ。
何十年も吸っていたものが、なくなるなんて思いもしなかったので激しく動揺している。
特製ZIPPOが当たる懸賞のためにコツコツと貯め続け100枚ずつキレイに整理した(そ
のためにバイトを使いました、スミマセン)マークとバーコードはどうしてくれる!

噂はイロイロで、なくなるのではなく仕様が変わる、外箱だけが変わる、メントールタイプが
出たのでそっちに移行するなどなど。タバコ屋さんによっても話が違うのだが、結論として、
ちょっとハードな銘柄なので時代の流れに合わないようだ。とても悔しい。とても淋しい。ま
たしても時代の流れに屈するのか>ハヤセ!

そういうわけで↓こんな会に入会した。言っときますけどいざというときは署名活動も辞さな
いつもり。覚えておきな! で、同好の士がいらっしゃいましたら、ぜひご入会を……。
http://www.asahi-net.or.jp/~yv8k-wtnb/shc/shcinformation.html

このページが姑に見つからないことを祈る。



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