映画がそんなにエライのか

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2002年3月〜4月


《今月の責任選者》
斎藤木綿:フリーライター 40代女性「月並みですけど『ロード・オブ・ザ・リング』はオモ
シロかったっす。早く続きが観たいっす」
天使:当新聞の良心。でも案外腹黒いってハナシも(^^;; 年齢性別不詳。天使だから。

《今月の「いいわけ」》
天使「なんで先月お休みしたの」
斎藤「観たくないってのがなかったからさ。正月第二弾から春映画まで当たりが続いて」
天使「ふうーん」
斎藤「ご不満?」
天使「……いや(^^;;」

☆☆☆ 試写状も無視。たぶん一生縁のない映画(でも観たら泣くクセに――by天使)
☆☆ 試写ぐらいは観るでしょうけど……(でも観たら人に勧めるクセに――by天使)
☆ 劇場で金払う気はなし(とかなんとか行っていそいそ出かけるクセに――by天使)

1位『ビューティフル・マインド』公開中 ☆☆☆
天使「オスカー2冠!」
斎藤「関係ないさ」
天使「いかにも斎藤さん苦手っぽいよね。でもロン・ハワード(監督)好きじゃん」
斎藤「ああ、この作風の脈絡のなさがね。だけどラッセル・クロウってアウトだもん、私」
天使「ラッシー!」
斎藤「そんなふうに言うの、ファンは?(^^;; 来日記者会見では爆発してたね」
天使「ああ、変な頭してましたね」
斎藤「じゃなくてさ『僕は女性に声をかけてから寝るまで苦労したことがない』とかなんとか」
天使「いや〜ん(←ラッシーファン) ステキすぎ」
参考までにキャッチフレーズ「それは――真実を見つめる勇気 信じ続けるひたむきな心」

2位『ブラックホーク・ダウン』公開中 ☆☆☆
天使「相変わらず嫌いですね、戦争映画が」
斎藤「そうでもないよ。『ノー・マンズ・ランド』とか面白かったよ」
天使「そうかなあ〜。でも私も苦手かな」
斎藤「おいっ、なんかフォローしてよ(^^;;」
天使「地味なりにユアンがステキでした」
斎藤「ジョシュもステキですよ。……って私がフォローしてどうすんの!」
参考までにキャッチフレーズ「僕たちはもう、戦う前の僕たちには戻れない。」

3位『友へ チング』4/6土公開 ☆
斎藤「暑苦しいんだよ!」
天使「そこがいいんじゃないの〜『シュリ』を越えたんだよ〜」
斎藤「その『シュリを越えた』っていままで何本聞いたことか」
天使「……(^^;; でもこれは正真正銘、興行成績も韓国一になって」
斎藤「途中から、なんでこの人達が争ってるの? ってギモンに取りつかれました」
天使「そりゃ長年の愛憎でしょ。人間、一度怒ると昔の怒りも湧き出てくるものだよ」
斎藤「怒りと憎しみの泉!? ポスターカット見たとき面白そうと思ったんだけどなあ」
天使「どこがつまんなかった?」
斎藤「じゃなくて、なぜこの話にこれだけの暴力が必要か不明」
参考までにキャッチフレーズ「俺たち、遠くに来すぎたよ」

4位『陽だまりのグラウンド』 ☆☆
天使「知ってますよ斎藤さん。『陽だまりのうた』って誤植したんだって?」
斎藤「……なぜそれを(^^ゞ」
天使「逆恨みじゃないの〜。これキアヌがとってもイイですよ」
斎藤「知ってるって。でもね、タイトル打つとき『ようだまりの〜』って打たなきゃなんない」
天使「……」
斎藤「ようだまり、って、なんだかねえ(^^;;」
天使「辞書登録しなさいよ」
参考までにキャッチフレーズ「僕は、野球を教えた。子供達は僕に、人生を教えてくれた。」

5位『エトワール』12/15(土)公開 ☆☆☆
天使「あれっ意外〜! これパリ・オペラ座のドキュメンタリーですよ」
斎藤「でもギエムは出てないでしょ」
天使「そりゃそうでしょ、辞めたんだから」
斎藤「どうせさ、華麗な技の舞台裏はとっても大変だって話でしょ」
天使「あ、それだけじゃないです、案外あっさり味ですよ。監督もハンサムだし」
斎藤「完成披露で叶姉妹にお持ち帰りされたって?」
天使「あくまでもウワサです!」
参考までにキャッチフレーズ「パリ・オペラ座、美しく過酷な物語。」

6位『シッピング・ニュース』1/12(土)公開 ☆☆☆
天使「ああ……斎藤さんの嫌いな“感動人間ドラマ”が」
斎藤「それを言うなら“癒しのドラマ”だよ。も、ほんと飽きたよ」
天使「これは主人公がとことん不幸。ケビン・スペイシーの名演が光ります」
斎藤「どん底まで落としておけばあとはなにがあっても幸せさ、っていう手法」
天使「まあそういわず(^^;; 景色もキレイです」
斎藤「景色観るならそこまで飛んでいくね私は」
天使「行けるものならどうぞ。ここすっごく遠いですよ。飛行機禁煙ですよ」
斎藤「……」
参考までにキャッチフレーズ「人生最高のニュースを伝えたい」

7位『カラー・オブ・ライフ』公開中 ☆☆☆
斎藤「革新的映像シャワー……??? なにがなんだかワケわかんない。パス」
天使「斎藤さん、好きじゃん〜(^^;; フーコンの人ですよ、いつもテレビ観てるじゃない」
斎藤「あれっ?“マイキー♪”? 早く言ってよ〜」
天使「そうですよ、ちゃんと資料見てくださいよ」
斎藤「字が小さいんだもん、私最近老眼っぽいんだよ〜泣けるなあ」
天使「ちなみにもう公開されてて大ヒットの予感、だそうですよ」
斎藤「……観に行くか」
参考までにキャッチフレーズ「世界が笑えば、僕らもハッピー。」

8位『GIRLS★GIRLS』3/30土公開 ☆
天使「続きますね〜、斎藤さんの嫌いな分野が。これは“若い女のコの本音映画”」
斎藤「自転車に股ぐらこすりつけちゃって、このコたち下品」
天使「……観たのね。正直でいいじゃない」
斎藤「ヤ。古いよテーマが。70年代の映画かと思った。リバイバル?」
天使「れっきとした01年製作のドイツ映画ですよ。ドイツも日本もアメリカも同じってこと」
斎藤「ヤダなあ〜。世界的に女のコがエッチになってるのかなあ」
天使「いいじゃないですか、産めよ増やせよで」
参考までにキャッチフレーズ「あのコだってイケるのに、なんでわたしがイケないの?」

9位『コラテラル・ダメージ』4/20土公開 ☆☆☆
斎藤「去年も一昨年も同じのを観た気がする。シュワが家族と世界を救う!」
天使「永遠のテーマですよ。これでいいんです、寅さん映画の域ですよ」
斎藤「なんか今月達観してるねアンタ。シュワルツェネッガー飽きた〜」
天使「世間の人は皆好きですよシュワちゃんが。斎藤さんだけ。嫌いなのは」
斎藤「お願い“シュワちゃん”て言うのやめて」
参考までにキャッチフレーズ「公開延期から半年。シュワルツェネッガーのあの映画が、ついに、その全貌を現した!」

10位『E.T.(20周年アニバーサリー特別版)』
天使「なんで! こないだ「私の映画ライフの原点だ」って言ってたじゃないですか!」
斎藤「だからこそよ。資料読んで萎えた」
天使「なんでなんでなんで〜! 『スパイダーマン』以上に楽しみなのにぃ!」
斎藤「だからこそだってば。ラストの改ざんは許せん」
天使「改ざんって……ラストが変わっちゃうわけじゃないじゃないですかあ」
斎藤「私にとっては変わったも同然。昔あれ観ていろいろモノ思ったものよ!」
天使「ちっちゃいコトじゃない〜。だいたい読者の人はナニ言ってんだかわかんないと思うよ」
斎藤「まあ観てよ、それで私と勝負しようじゃない」
天使「読者の人と勝負してどうすんですか(^^;;」
斎藤「ま、一応劇場でもう一度観ると思うけど」
参考までにキャッチフレーズ「映画館だけで体験できる感動と興奮!」



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