映画がそんなにエライのか

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2001年7月


今月の選者・斎藤木綿(映画&美容ライター/40代まだ前半/『チアーズ!』いいじゃん、
楽しいジャン! でもいきなりゲロはないでしょ(^^; ビックリしました)


☆☆☆ 試写状も無視。たぶん一生縁のない映画
☆☆ 試写ぐらいは観るでしょうけど……
☆ 試写は観たけど劇場で金払う気はなし


1位 ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻 ☆☆
斎藤「イヤーっっっっ、私のユアンにこんな髪型させるなんて許せない」
天使「だって昔の話なんだからしかたないの、ガマンしなさいよ」
斎藤「『マネートレーダー 銀行崩壊』のときだって……」
天使「あの七三よりいいんじゃないの?」
斎藤「……メガネもヘン(不満)……」
参考までにキャッチフレーズ「情熱のままに生きた。そして、欲望のままに朽ちた。」今秋、
ル・シネマで公開予定

2位 ペイン ☆☆☆
斎藤「PG12指定なんだけど、そこのところに「子供もみれる大人の映画」という説明が……」
天使「また始まった。ら抜きキャッチが許せないんだ」
斎藤「うん。それだけで無神経な印象。それに「居場所が見つけられない若者」の話はどれも
退屈、良かったためしないもん」
天使「アンタが年寄りだからだよ。若い人は同感同感って思うんじゃないの」
斎藤「それがなんでAV女優の話になっちゃうのよー」
天使「だからそういう映画なんだってば!」
参考までにキャッチフレーズ「わたしをハメて」10/27(土)より中野武蔵野ホールで公開

3位 PLANET OF THE APES 猿の惑星 ☆☆☆
斎藤「観たくたって観れないよっ」
天使「あんたがら抜きじゃしょうがないよ。「観ることができない」でしょ」
斎藤「興奮したの。映画の内容には興味ゼロだわ。前に観たし」
天使「リ・イマジネーションなんだよ、別の作品なんだよ」
斎藤「でも猿に人間が支配されることに変わりないんでしょ」
天使「その先が違うんじゃないの? 7/20のジャパンプレミアさっさと申し込みなさいよ」
参考までにキャッチフレーズ「そこは、過去と未来が遭遇する未知の世界」7/28(土)全国公開

4位
斎藤「いや〜、わかんなかった。でももう一回観るのはごめんだわ」
天使「どんな内容なの?」
斎藤「……渦まくの」
天使「はぁっ!? ちゃんと観たの?」
斎藤「交通事故を起こした女性が夢のような世界に入り込むんだけどね」
天使「ちゃんとしたファンタジーじゃない」
斎藤「水だし映像は青いし、一見癒されそうなのになんか落ち込むの。人生ってツライ」
天使「フツーの女性はちゃんと癒されるんだよ、きっと」
参考までにキャッチフレーズ「女は水に癒される。」7/28(土)より銀座テアトルシネマで公開

5位 イルマーレ ☆☆☆
斎藤「時空を超えて通じ合った2人の恋愛だ? 『リメンバー・ミー』と同じじゃん」
天使「いやーっ違うの。そう言わず観て」
斎藤「なによアンタ天使のくせに試写観たわけ」
天使「そう(^^;; 映像もとってもキレイで全然韓国韓国してないよ」
斎藤「またー。もうだまされないよ私は。『八月のクリスマス』受け付けなかった女だもん」
天使「いや天使生命かけて誓う。八クリとも全然違うって。オシャレだし」
参考までにキャッチフレーズ「未来から届いた消印のない手紙、それは切ない恋の始まり…」
9月渋谷シネパレスにて公開予定

6位 カルテット ☆☆
斎藤「これは予感なんだけど、私はダメだな生理的に」
天使「久石譲の自己体験が元になってるんだよ。プロの音楽家になれない元音大生の話」
斎藤「どーせそんで「夢をもう一度」なんでしょ」
天使「そりゃそうなんですけど……。主演は三浦友和、この手の役は得意中の得意では」
斎藤「音楽家として成功してる久石さんにこういう話を“自己体験”って言われても」
天使「先生も昔はイロイロ苦労したのよきっと。完成披露だけでも行きなさいよ」
斎藤「だって知らないとこでやるんだもん。どこよオリベホールって」
天使「六本木。音がいいんじゃないの」
斎藤「一般の人は映画館でしか観ないわけじゃん。マスコミ試写だけいい音でもダメじゃん」

7/14付記
斎藤「チョット三浦友和って主演じゃないじゃない。だまされた」
天使「……ゴメン。挫折するのは袴田吉彦ね」
斎藤「……悔しいけど泣いたわ」
参考までにキャッチフレーズ「おい、このまま終わる気かよ?」9月下旬公開予定

7位 ドリヴン ☆☆☆
斎藤「夏休み後半の目玉だから試写状は持ち歩いてるんだけど……」
天使「車オンチだから乗り気になれないんでしょ」
斎藤「そのとおり! 酔うしね。夜中よくやってるじゃない、車がぐるぐる走るやつ」
天使「……F1のこと?」
斎藤「かな? この人たちむなしくないのかいっていつも思う。運転手の人たち」
天使「少しは映画で自分の世界広げなさいよ。キップが主役だよ〜!」
参考までにキャッチフレーズ「怪物は、時速四〇〇キロの夢を見る」8/18(土)全国公開

8位 レクイエム・フォー・ドリーム
斎藤「つらいのコレ。役者がうますぎても映画はあかんね」
天使「ひょんなことからヘロイン中毒になっちゃう人の話。映像がスゴイんでしょ」
斎藤「すごすぎてツライ。麻薬はいかーん!」
天使「それわかっただけでもいいじゃない」
斎藤「『アリスの恋』のエレン・バースティンが迫真の演技をみせるんだけど、直視できない」
天使「年齢が近いだけに(笑)。バースティンは本作でまたまたアカデミー候補よ」
参考までにキャッチフレーズ「(印刷物ごとに違ってて特定できず)」7/7(土)シネセゾン渋谷

9位 ELECTRIC DRAGON 80000V ☆☆☆
斎藤「試写状見ただけでもやかましそう」
天使「永瀬正敏&浅野忠信、監督が石井聰亙。良かった〜って人とダメだった人が両極端」
斎藤「良かった人の顔が見たいよ」
天使「マンガちっくで楽しいって人が圧倒的。音楽もカッコイイって」
斎藤「あ、そ(無関心)。でもこれたった55分なんだ」
天使「だから疲れる前に終わると思うよ」
斎藤「じゃあ観てみるか(あっさり)。この永瀬くんカッコイイし。顔が半分仏像になってる〜」
参考までにキャッチフレーズ「「俺を怒らせるな!」盛尊vs仏蔵「怒ったお前に会いたかった
んだよ」7/20(祝)シネマライズにて公開

10位 ゴーストワールド
斎藤「これももう二度と観たくない。人生って……」
天使「ツライのね(^^;; ダメダメ人生を送る少女の話、絵柄もポップだよ」
斎藤「ところがツライの。若い人はこういう話を楽しめるんだろうか」
天使「素直に認めたくないんだな。うりうり」
斎藤「もっと若けりゃいろいろ考察できたのかも。原作のマンガもこうなの? 紡木たく風」
天使「紡木たくのほうが救いがあるかも……でも私は若い人にこそ観てほしい」
参考までにキャッチフレーズ「ダメに生きる」7/28(土)恵比寿ガーデンシネマで公開



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